アース棒

電気柵の効果を得る、最も重要な働きをするアース棒。

アースの効力が悪いと電気ショックの低下・機械の故障の原因となります。
(＊機械故障の要因は約半数がアース不良です)
長距離(1km以上)強力型機種になるに従い、アース棒の選択は重要となります。
※錆・腐食により効果が低下するので、定期的な更新が必要です。

追加の鉄パイプ・別売のアース棒を1m位打込んでください。
打ち過ぎる事なく、設置場所は湿気のある所に深く打ち込みます。(水路側・崖下・谷間)
設置条件が悪い(赤土・盛土・砂地)場所は長めのアース棒をご使用ください。
山間地は特に条件が悪い。

●アースが不十分な場合
・機械のスイッチ(金属部)に触れると電気ショックを感じる
　(アース棒に滞電している電気が逆流)
・漏電ブレーカー落ちる
・ラジオ等にスパーク音が入る
　(柵線の接触不良・スパークも同様)
●アースの確認(通電状態)
・打込んだアースを触、片方の手を地面に当て、若干でもショックを感じたらアース不良
・デジタルボルトメーター(他のテスター不可)